糖尿病・甲状腺 病気と暮らしのガイド
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甲状腺乳頭がん
甲状腺の構造と甲状腺のがんの種類について
甲状腺がんの組織型(がんの種類)には、
乳頭がん・濾胞(ろほう)がん・低分化がん・髄様(ずいよう)がん・未分化がんがあり、それぞれで治療法が異なります。
一般的に若年であるほど予後がよいとされており、
乳頭がん・濾胞がん・低分化がんでは55歳という年齢でステージ(病期)の分け方が変わります。

乳頭がんについて
乳頭がんは、甲状腺がんの中で最も多く、約90%を占めます。
リンパ液の流れに乗って転移するリンパ節転移(リンパ行性転移)が多いですが、基本的にゆっくりと進行するため、急に命に関わる状況になることはまれです。
ただし、ごく一部の乳頭がんは再発を繰り返すことがあります。
また、突然悪性度の高い未分化がんに変化することがごくまれにあります。
乳頭がんの治療

日本内分泌外科学会・日本甲状腺病理学会編,甲状腺腫瘍診療ガイドライン2018年版より作成
乳頭がんは、がんの大きさや転移の有無により、
超低リスク・低リスク・中リスク・高リスクに分けられ、リスクによって選択する治療が異なります。
超低リスクの場合は、治療をせず経過観察することがあります。
超低リスク・低リスク・中リスクの場合は、甲状腺の一部を切除する手術が行われます。
中リスク・高リスクの場合は、甲状腺をすべて摘出する手術のあと残ったがんや転移したがんを消滅させるために放射性ヨウ素内用療法が行われます。中~高リスク乳頭がんの手術のあとは、再発を予防するためTSH抑制療法を行うことを検討します。
出典:がん情報サービス(国立研究開発法人国立がん研究センター) より抜粋
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