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甲状腺の病気

甲状腺は、首の前面にあり、食べ物に含まれるヨウ素を材料にしてホルモンをつくるところです。甲状腺ホルモンには、体の発育を促進し、新陳代謝を盛んにする働きがあります。
甲状腺疾患は、大きくわけて

1.
ホルモン量の異常
2.
腫瘍(できもの)

の2つに分けて考えるとわかりやすいです。

ホルモン量の異常

甲状腺ホルモンは、多すぎても少なすぎても体調が悪くなってしまいます。
大きな特徴に、患者さんの多くが女性であること、典型的な症状があまりみられないことの2つが挙げられます。しかも、更年期障害や体調不良による症状に似ているので、発見が遅れたり、気づかないまま過ごしていたりする「隠れ甲状腺疾患」の方が意外といらっしゃいます。

甲状腺ホルモンに関わる病気の症状

甲状腺ホルモンに関わる病気の症状

ホルモン量の異常の場合、治療方法はお薬(内服)が基本です。
バセドウ病については、内服薬で効果が不十分だったり、副作用で使えなかったりする場合には内照射(放射性物質のカプセルを内服する。比較的安全な治療のため総合病院の外来診療で行えます)、あるいは外科的手術、の方法をおすすめする場合もあります。その場合には、信頼できる医療機関にご紹介いたします。
症状にあったお薬で症状が改善することが多いので、「もしかして…」と思ったら、一度検査にお越しください。

病気の種類は大きく3つあります。

  • TypeA
    ていかしょう低下症
    甲状腺から分泌されるホルモンが不足し、機能が低下している状態のこと。
    エネルギー不足になり、眠気、物忘れ、抑うつ、無気力感、肌の乾燥、抜け毛、むくみなどの症状がみられます。
  • TypeB
    ちゅうどくしょう中毒症
    甲状腺から甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、全身の代謝が高まった状態のこと。
    動悸、息切れ、多汗、微熱、手指のふるえ、不安感、集中力の低下などの症状がみられます。
  • TypeC
    しゅよう腫瘍
    甲状腺の腫瘍は、甲状腺の一部にこぶのようなものができた状態を指します。
    最近は検診で頸動脈エコーを受けたときに小さな甲状腺腫瘍が見つかった、と来院される方も多いです。学会ガイドラインでは、基本的に1cm以上の場合に甲状腺穿刺吸引細胞診を行って、良性か悪性かの判断をすることが推奨されています。また、その後大きくなってこないか経過観察することも大切です。

甲状腺の迅速検査ができます。

甲状腺ホルモンは院内にて40分ほどで結果がでますので、後日再来院していただく必要がなく、当日のうちに診断や投薬調節が可能です。
また、甲状腺エコー(超音波)検査や甲状腺腫瘍に対する甲状腺穿刺吸引細胞診も実施しています。